ジューンベリーとはどんな植木？特徴と育て方について詳しく解説

2025年6月2日

ジューンベリーの特徴について詳しく解説

ジューンベリーは、北アメリカ原産の落葉小高木で、春の白い花、初夏の赤い実、秋の紅葉と、四季折々の表情を楽しめる人気の庭木です。特に実はブルーベリーのような甘みがあり、鳥や人間にとっても魅力的。雑木風の庭やナチュラルガーデン、さらには果樹としても楽しめる万能樹です。

それでは、ジューンベリーの特徴、育て方、管理方法について詳しく見ていきましょう！

ジューンベリーの
植木の購入はこちらから

植木の通販ならにわいろSELECT

プロのガーデンデザイナーにより
厳選された
“自然風樹形”の植木を販売しています。

多種多様な樹木の品揃えの中から
お好みの樹種・樹形の一本を
お選びください。

１．ジューンベリーの樹形と植栽施工例

(1) 当店商品のジューンベリーの樹形

半日陰の場所で綺麗に育った非常に繊細なジューンベリーです。
【サイズ：樹高H≒240 × 枝張りW≒130 × 根鉢径A≒25cm（全高L≒255cm）】

玄関前等にピッタリな鉢植えジューンベリーです。
よくある鉢の中にポットを入れているタイプではなく、きちんと植え付けてある状態です。
【サイズ：全高H≒200 × 枝張りW≒155cm　鉢：外寸 W30 × H33cm】

(2) 当社による実際の外構工事の植栽施工例

ナチュラルテイストなお庭にジューンベリーやモミジなどを目線隠しも兼ねて植え付けています。

かなり大型ですらっとしたジューンベリーロビンヒルを植え付けています。
二階の窓からも見えるのがポイントです！

ウッドデッキの隅にジューンベリーを植え付けています。

門柱の横に常緑ヤマボウシと共に可愛らしいサイズのジューンベリーを植え付けています。

２．ジューンベリーの基本情報

項目	詳細
和名	ジューンベリー、アメリカザイフリボク
学名	Amelanchier canadensis
科名	バラ科（Rosaceae）
属名	ザイフリボク属（Amelanchier）
タイプ	落葉低木
分布	北アメリカ原産
オススメ植栽地域	東北〜九州
樹高	1〜4m
成長速度	やや早め（30〜50cm/年）
日照条件	日向〜半日陰
耐寒性	強い（−20℃程度まで耐える）
耐暑性	強い
耐病虫性	強い
水やり	夏場は毎日たっぷりと（バケツ１杯ほど）
開花時期	4月頃（白い花が枝先に咲く）
実の時期	6月頃（赤から黒に熟す実が付く）
育てやすさ	初心者向き
特徴	花・実・紅葉が美しく、果樹としても楽しめる
育てるポイント	乾燥と強光線を避け、風通しの良い場所が理想

３．ジューンベリーの特徴

(1) 花の美しさ

4月頃、葉が出る前に白い小花が房状に咲き誇る
春の柔らかい景色にぴったりで、華やかな印象

(2) 実の魅力

6月（June）に赤紫色の実が熟すことが名前の由来
甘くて生食・ジャム・ジュースなどで楽しめる
鳥たちも好むため、バードガーデンにも最適

(3) 紅葉の美しさ

秋には美しく赤やオレンジに紅葉
冬は落葉して、枝ぶりが楽しめる

４．ジューンベリーの育て方

(1) 植え付け

適期：秋（10〜11月）または早春（3〜4月）
日当たりと風通しの良い場所がベスト
水はけ・保水性のバランスが取れた土壌（腐葉土を混ぜると◎）

にわいろSELECT

植木の植え付け方グランドカバー編～プロの造園家が詳しく解説！ – にわいろSELECT 植木の植え付けは、植物が健康に育つための重要なステップです。適切な手順を踏むことで、根がしっかりと張り、丈夫に成長します。ここでは、植え付けの基本から、環境別の…

(2) 水やり

植え付け後の2～3年はこまめに水やりが必要。
- 春：毎日（気温が上がると植物の成長が盛んになりますので、水やりに気を配ります）
- 夏：毎日（暑さで水分が蒸発しやすいため、水切れに注意しましょう）
- 秋：2日に1回（冬に近づくにつれだんだん気温が下がってきますので、水やりの量を徐々に減らすように調整しましょう）
- 冬：3~4日に1回（成長が遅くなり、水の吸収が少なくなります）
根付いた後は基本的には自然降雨でOKだが、夏の乾燥時期は注意。