フェイジョアの木の特徴について詳しく解説
フェイジョア(Feijoa)は、南米原産の常緑果樹で、観賞性・実用性の両方を兼ね備えた樹木です。
花は美しく個性的で、初夏に咲く紅白の花びらは観賞価値が高く、晩秋にはパイナップルとバナナを合わせたような香りの果実が実ります。
庭木・鉢植え・生垣としても使え、最近ではエディブルガーデン(食べられる庭木)として人気上昇中!
それでは、フェイジョアの特徴、育て方、管理方法について詳しく見ていきましょう!
1.フェイジョアの樹形と植栽施工例
(1) 当店商品のフェイジョアの樹形
かなり大型でしっかりとしたフェイジョアです。
株立ちなので、迫力がありますね!
【サイズ:樹高H≒230 × 枝張りW≒110 × 根鉢径A≒38cm(全高L≒250cm)】

しっかりとした印象の株立ちフェイジョアの鉢植えです。
よくある鉢の中にポットを入れているタイプではなく、きちんと植え付けてある状態です。
【サイズ:全高H≒185 × 枝張りW≒95cm 鉢:外寸 W37 × H33cm】

(2) 当社による実際の外構工事の植栽施工例
こちらの現場では、門柱の横のシンボルツリーとしてフェイジョアを植えました。
全体的な色味がスッキリしていてシンプルモダンな雰囲気でまとまっています!

目隠しになるように、しっかりとした株立ちのフェイジョアを植えました。
グランドカバーの割栗石も非常に良い色味です。

こちらの現場でも、門柱の横のシンボルツリーとしてフェイジョアを植えました。
大型の株立ちフェイジョア、なかなか無いですが洋風のお庭にはピッタリです!

2.フェイジョアの基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
和名 | フェイジョア(パイナップルグアバ) |
学名 | Acca sellowiana(Feijoa sellowiana) |
科名 | フトモモ科(Myrtaceae) |
属名 | アッカ属(Acca) |
タイプ | 常緑 高木(果樹) |
分布 | 南米(ウルグアイ、パラグアイ、ブラジルなど) |
オススメ植栽地域 | 関東~九州(寒冷地では鉢植え推奨) |
樹高 | 1〜5m(剪定でコンパクトに管理可能) |
成長速度 | 普通(30cm/年) |
日照条件 | 日向~半日陰 |
耐寒性 | やや強い(-8℃程度まで) |
耐暑性 | 強い |
耐病虫性 | 強い(農薬なしでも育てやすい) |
水やり | 夏場は毎日たっぷりと(バケツ1杯ほど) |
開花時期 | 5~6月(紅白の個性的な花) |
収穫時期 | 10~11月(品種によって異なる) |
育てやすさ | 初心者向き・果樹入門にも◎ |
特徴 | 花・果実・常緑の葉が楽しめるトリプル魅力 |
育てるポイント | 自家結実する品種もあるが、異品種を植えると実がつきやすい。 湿度の高い熱帯林が原産のため、水やりをたっぷりとすると、元気でみずみずしい状態を維持できる。 |
3.フェイジョアの特徴
(1) 花の美しさと観賞価値
- 5〜6月頃に開花
- 花弁は肉厚で白色、中央の赤い雄しべが華やかで独特
- 花びらは食用にもなり、ほんのり甘みがある(サラダに◎)
- フェイジョアの花は受粉用にも優秀で、ミツバチを呼ぶ庭づくりにもおすすめ

(2) 実の楽しみ
- 実のサイズは5〜8cm程度、グリーンの楕円形
- 追熟が必要で、収穫後2〜3日で柔らかく香りが立つ
- 味はパイナップル+バナナ+洋ナシのような南国系
- ビタミンC・食物繊維が豊富
※実をつけるには異なる品種2本以上の植栽が推奨されます(自家不和合性のため)

(3) 常緑性と葉の美しさ
- 葉は表が深緑、裏が白銀色の美しいバイカラー
- 乾燥や潮風にも強いため、沿岸部でも育ちやすい


4.フェイジョアの育て方
(1) 植え付け
- 適期:春(3〜5月)または秋(9〜11月)
- 日当たり・風通しの良い場所が最適
- 水はけ・保水性のバランスが取れた土壌(腐葉土を多く)

(2) 水やり
- 植え付け後の2~3年はこまめに水やりが必要。
- 春:毎日(気温が上がると植物の成長が盛んになりますので、水やりに気を配ります)
- 夏:毎日(暑さで水分が蒸発しやすいため、水切れに注意しましょう)
- 秋:2日に1回(冬に近づくにつれだんだん気温が下がってきますので、水やりの量を徐々に減らすように調整しましょう)
- 冬:3~4日に1回(成長が遅くなり、水の吸収が少なくなります)
- 根付いた後は基本的には自然降雨でOKだが、夏の乾燥時期は注意。

(3) 肥料
- 肥料は春(2〜3月)と秋(9月)に緩効性肥料を施す
- 開花後に追肥すると果実のつきが良くなる
(4) 剪定 ✂
- 剪定時期:2月末〜3月初旬(休眠期)
- 自然樹形を活かし、混み合った枝・徒長枝を間引く程度
- 刈り込みにも耐えるので、生垣仕立ても可
(5) 病害虫対策 🐛
- 害虫:アブラムシ・カミキリムシなど(被害があれば早期対応)
- 病気:湿度過多の環境では灰色かび病や炭そ病に注意
- 無農薬でも育てやすい健康優良樹
5.フェイジョアの品種
(1) フェイジョアの主な品種一覧(日本で育てやすい品種)
品種名 | 特徴とポイント |
---|---|
アポロ | ✅ 果実が大きい(100g前後) ✅ 果肉が厚くジューシーで香りが良い ⚠ 他品種との混植が必要(自家結実性は弱い) |
クーリッジ | ✅ 自家結実性あり(1本でも実がなる) ✅ 果実の甘みが強く食味良好 🏆 日本で最もよく流通する品種のひとつ |
ジェミニ | ✅ 香りが強くやや酸味のある果実 ✅ 他品種との受粉で実つきが向上 ⚠ 単独植えでは結実が不安定 |
トライアンフ | ✅ 小ぶりながら風味が良く加工にも◎ ✅ 比較的自家結実性がある 🍹 ジャムやスムージー用として人気 |
マモア | ✅ 比較的新しい品種 ✅ 果実が大きく豊産性がある ⚠ 自家結実性はやや低め |
ネイティブプライド | ✅ 果皮が薄くて食べやすい ✅ 酸味が少なく甘みがしっかり 🏡 庭植え・鉢植えどちらでも人気 |
アナトー | ✅ 日本ではやや珍しい品種 ✅ 他品種との交配で受粉樹として優秀 ⚠ 果実の収穫量はやや少なめ |
(2) 品種選びのポイント
✅ 1本だけ植えるなら?
→ クーリッジやトライアンフなど、自家結実性がある品種を選ぶと◎。
✅ たくさん収穫したいなら?
→ アポロ+クーリッジなど、異品種2本以上を近くに植えると結実が安定。
✅ 甘さを重視するなら?
→ ネイティブプライド、クーリッジが人気。
✅ 大きな果実が欲しいなら?
→ アポロ、マモアがおすすめ。
(3) 品種を選ぶ際のチェック項目
チェック項目 | ポイント内容 |
---|---|
果実の大きさ | アポロやマモアは100g以上の果実がつくことも |
味の特徴 | クーリッジ=甘め、ジェミニ=香り強め&酸味あり |
自家結実性の有無 | クーリッジ・トライアンフは1本でも可 |
実つきの安定性 | 異品種を組み合わせて植えると収穫量UP |
樹形や耐寒性 | 品種による差は小さいが、寒冷地は鉢植えがおすすめ |
6.フェイジョアの用途
(1) 庭木・シンボルツリー
- 花・果実・常緑葉を兼ね備えた多機能樹
- 1本でエディブル&オーナメンタルの両方を満たす
(2) 生垣・目隠し
- 刈り込みに強く、常緑で通年景観を保てる
- 洋風にも和モダンにもマッチ
(3) 鉢植え・コンテナガーデン
- 鉢植えでもコンパクトに楽しめる果樹
- ベランダやテラス栽培にも人気
(4) 家庭果樹としての楽しみ
- 低農薬・無農薬で育てられ、安心して収穫できる
- 異品種を近くに植えることで実付きアップ
7.フェイジョアの魅力と注意点
(1) 魅力 ✨
✅ 花・果実・葉の美しさが揃ったトリプルガーデンツリー
✅ 常緑で目隠しやシンボルツリーにも◎
✅ 実は追熟で食べ頃になり、味も香りも抜群
✅ 病害虫に強く、初心者でも育てやすい
(2) 注意点 ⚠
⚠ 果実を確実に収穫したいなら異品種2本以上の植栽が必要
⚠ 風通しの悪い場所では湿気による病気に注意
⚠ 寒冷地では冬越し対策が必要(鉢植え管理が安心)
8.まとめ
フェイジョアは、美しい花・美味しい果実・常緑性の葉という三拍子揃った魅力的なガーデンツリーです。
エディブルガーデンや洋風庭園、ナチュラルガーデンとの相性も良く、見た目の美しさと実用性を兼ね備えています。
果樹初心者でも育てやすく、家庭で楽しめる果樹としておすすめの1本です。
こんな方におすすめ!
✅ 食べられる実のなる木を育ててみたい
✅ 常緑で目隠しになる果樹を探している
✅ 花も実も楽しめる欲張りな庭木がほしい
✅ 無農薬で育てられる果樹を選びたい
フェイジョアの木を取り入れて、彩りと味わいのある庭づくりを楽しんでみませんか?🌸🥝🌿