ユーカリグニー(サイダーガム)の特徴について詳しく解説 🌿🌳
ユーカリグニー(Eucalyptus gunnii/通称:サイダーガム)は、ユーカリの中でも特に人気が高い常緑樹です。最大の魅力は、若木〜若い枝に出やすい丸くて白銀がかった“幼葉(ベビーブルー)”と、幹肌がめくれて見える美しい樹皮。切り枝(スワッグ・リース)用途でも定番です。
一方で、条件が合うと成長が早く大きくなるため、「植える場所」と「最終サイズの管理方針(樹形を大きく育てる/剪定で抑える)」を最初に決めるのが成功のポイントです。
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1.ユーカリグニーの樹形
(1) 当店商品のユーカリグニーの樹形
整った株立ち樹形のユーカリグニーです。
【サイズ:樹高H≒190 × 枝張りW≒90 × 根鉢径A≒25cm(全高L≒210cm)】

整った株立ち樹形のユーカリグニーです。
【サイズ:樹高H≒160 × 枝張りW≒100 × 根鉢径A≒25cm(全高L≒180cm)】

2.ユーカリグニーの基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 和名 | ユーカリグニー(サイダーガム) |
| 学名 | Eucalyptus gunnii |
| 科名 | フトモモ科(Myrtaceae) |
| 属名 | ユーカリ属(Eucalyptus) |
| タイプ | 常緑 高木(剪定で低木〜中木管理も可) |
| 分布 | オーストラリア(タスマニア) |
| オススメ植栽地域 | 関東~九州 |
| 樹高 | 1〜10m(環境次第で大きくなる) |
| 成長速度 | 普通~早い(20〜50cm/年) |
| 日照条件 | 日向~半日陰 |
| 耐寒性 | 強い |
| 耐暑性 | 強い(日本の暑さでは問題ない) |
| 耐病虫性 | 強い |
| 水やり | 夏場は毎日たっぷりと(バケツ1杯ほど) |
| 開花時期 | 夏~秋頃(クリーム色の小花) |
| 育てやすさ | 初心者向きで育てやすい |
| 特徴 | 可愛らしい形の葉 |
| 育てるポイント | 日当たりの良い場所に植えましょう。枝垂れてくる場合は枝先を剪定するのも良い。 |
3.ユーカリグニーの特徴
(1) “丸葉の幼葉(ベビーブルー)”が最大の魅力 🍃✨
若い枝に出る丸く白銀がかった幼葉は、ユーカリグニーの代名詞。庭木としてだけでなく、切って飾っても絵になります。


(2) 成長すると葉が細長く変化する(幼葉を残すには剪定が鍵)✂️
成長すると、葉は楕円〜鎌形の成葉へ移行します。幼葉の雰囲気を長く楽しみたいなら、毎年の剪定で枝を更新する考え方が有効です。


(3) 樹皮がはがれて“幹肌が見せ場”になる 🌳
幹の樹皮がめくれて表情が出やすく、冬場でも存在感があります。単木で景観が成立しやすいタイプです。




(4) 乾燥に強い一方、落葉・落枝・樹皮の剥離が出やすい ⚠️
ユーカリ類は、葉や樹皮が落ちることがあり、場所によっては「掃除前提」の設計が必要です。

4.ユーカリグニーの育て方
(1) 植え付け
- 適期:春(3~4月)または秋(10~11月)
- 植え場所:
- 半日陰の場所(午前中日向の午後日陰or午前中日陰の午後日向)が理想。
- 一日中日光の当たるような日当たりの良い場所でも育つが、夏にかけて葉焼けする。
- 水はけ・保水性のバランスが取れた土壌(腐葉土を多く)

(2) 水やり
- 植え付け後の2~3年はこまめに水やりが必要。
- 春:毎日(気温が上がると植物の成長が盛んになりますので、水やりに気を配ります)
- 夏:毎日(暑さで水分が蒸発しやすいため、水切れに注意しましょう)
- 秋:2日に1回(冬に近づくにつれだんだん気温が下がってきますので、水やりの量を徐々に減らすように調整しましょう)
- 冬:3~4日に1回(成長が遅くなり、水の吸収が少なくなります)
- 根付いた後は基本的には自然降雨でOKだが、夏の乾燥時期は注意。

(3) 肥料
- 地植えは基本控えめ。土が痩せている場合は植え付け時に堆肥を少量。
- 鉢植えは生育期に緩効性肥料を控えめ(与えすぎは徒長の原因)。
(4) 剪定 ✂️(目的別の考え方)
- 大きく育てる(樹木としての樹形を楽しむ):混み枝を間引く程度
- 幼葉を楽しむ(切り枝も取りたい):毎年〜隔年で枝を更新する剪定(コッピス等)
RHSでも幼葉を楽しむ剪定の考え方が示されています。
(5) 病害虫対策 🐛
- 代表例:ユーカリのゴールワスプなど(葉や新梢に変形が出る)
- 対策:風通しの確保、樹勢維持、被害部の早期除去。発生が強い場合は地域の園芸店・専門業者へ。
(6) 冬越し(寒冷地の注意)❄️
- 耐寒性は比較的高いとされますが、寒風・乾燥・霜で若木が傷むことがあります。
- 冷え込みやすい立地は、根元のマルチングや防風でリスクを下げるのが無難です。
5.ユーカリグニーの用途
(1) シンボルツリー/目隠し(広い敷地向け)🌳
常緑で成長が早く、景観の骨格づくりに使えます。将来サイズを見込んで配置するのが前提です。
(2) 切り枝・スワッグ・リース素材として ✂️🌿
幼葉の枝はフローリスト用途でも定番。庭で採って飾れるのが強みです。
(3) 鉢植え管理(サイズを抑えたい場合)
鉢でも育てられますが、乾燥と過湿の振れ幅が大きいので、水管理が要点です。
6.ユーカリグニーの魅力と注意点
(1) 魅力 ✅
- 丸い銀葉(幼葉)がとにかく美しい 🍃
- 樹皮の表情が良く、冬でも絵になる 🌳
- 剪定次第で「樹木」でも「切り枝生産株」でも運用できる ✂️
- 香りのある葉で、飾って楽しめる
(2) 注意点 ⚠️
- 大きくなる/成長が早い:植える場所は慎重に(電線・隣地・建物・駐車動線)
- 落ち葉・落枝・樹皮が落ちることがある(掃除・管理動線を設計に含める)
- 室内・ペット環境:精油成分は取り扱い注意(口に入れない、子ども・ペットの誤食に注意)
- 害虫(ゴールワスプ等)の地域差があるため、発生時は早めに対応
7.まとめ
ユーカリグニーは、丸い銀葉(幼葉)と美しい樹皮が魅力の常緑樹です。剪定の方針次第で「大きな樹木」としても、「切り枝を楽しむ株」としても育てられます。
ただし、成長が早く大きくなりやすい点、そして落葉・落枝などの管理面を理解したうえで、植える場所と運用を設計すると失敗しません。
こんな方におすすめ!
✅ 丸葉のユーカリ(ベビーブルー)を庭で楽しみたい
✅ 切って飾れる“使える庭木”が欲しい ✂️
✅ 常緑で海外風の雰囲気を出したい
✅ 剪定でサイズ管理できる樹種を探している
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