
植木の植え付けは、植物が健康に育つための重要なステップです。適切な手順を踏むことで、根がしっかりと張り、丈夫に成長します。ここでは、植え付けの基本から、環境別のポイント、失敗しないためのコツまで詳しく解説します。
① 植え付けの基本
植え付けは 春(3〜5月) または 秋(9〜11月) が最適な時期です。特に 常緑樹 や 観葉植物 は春が適し、落葉樹 は秋に植えると根が張りやすくなります。
ただ、当店では一年中いつでも植え付けられるように根をきちんと造っておりますのでご安心下さい。
② 用意するもの

【必須品】
- スコップ
- 軍手
- 培養土(基本的には真砂土と腐葉土を混ぜ合わせる)
- ハサミ(梱包時に枝を縛っている紐を切る)
- 水(ホースが一番簡単)
- 手ぐわ(土を押し固められる棒であれば可)
【有れば便利】
- ほうき(最後に掃除する)
- バール(穴を掘る際、硬い石などを崩す)
- 作業中に敷くシート(汚れ防止)
- てみ(土を入れる) ※下記の写真のオレンジ色のものです。
- 剪定バサミ(枯れ枝・折れ枝を除去する)
- 支柱(必要に応じて)
③ 植え付け手順
🔹 1.梱包をはずす
梱包している段ボールから植木を取り出し、根鉢を包んでいるビニール・枝を包んでいるネットなどを取り外します。
当にわいろSELECTでは、植え付け時に根崩れのないようポットでの植木販売はしておらず、全て根巻きした状態でお届けいたしますのでご安心下さい。
🔹 2.根鉢に水をかける

梱包を外したら、植木を日陰の場所に置いて根鉢にたっぷりと水をかけます。
🔹 3.枝を縛っている紐を切る

枝を縛っている紐を上から順に全て外します。
植え付け前に紐を全て外しておくと、仮置きで樹形のイメージが掴みやすいのでオススメです。
🔹 4.植木を仮置きしてイメージを掴む

〇 枝が重なることなくバランスのとれた角度

× 枝が重なっておりバランスが悪い

窓が複数ある場合などは、植木が色んな角度からでも綺麗に見えるよう立体的に考えましょう。
🔹 5.グランドカバーを避ける


今回の植え付けでは、グランドカバーとして割栗石を使用しています。
仮置きで位置を決めた後、目印をしておいてから植木を移動させます。
次に、根鉢の直径の2倍ほどの大きさでグランドカバーを避け防草シートを露出させましょう。
🔹 6.防草シートをカットする


防草シートをハサミで十字に切りましょう。
※なるべく割栗石のギリギリまで切ると作業しやすくなります。
また、防草シートを写真のひし形になるようめくって、防草シートの端を割栗石(重たいもの)で押さえます。
🔹 7.穴を掘る

スコップで穴を掘ります。
穴の大きさの目安は植木の根鉢の1.2倍程度です。
🔹 8.穴にすっぽりと入れる

掘った穴に根鉢をすっぽりと入れましょう。
気持ち浅植になるよう(株の付け根が地上から3cmほど出るように)調整します。
🔹 9.土を混ぜ合わせる


真砂土と腐葉土を混ぜ合わせて土を用意しましょう。(園芸用の培養土でも可)
🔹 10.土を隙間に入れる

根鉢と穴の隙間に上記で混ぜ合わせた土を流し込みましょう。

隙間に入れ込んだ土を手ぐわなどの棒で押し固めましょう。
根鉢の周りに溝を作るようなイメージです
🔹 11.水ぎめをする

上記で作った溝に水を流し込むようなイメージでたっぷりと水やりをします。
これを水ぎめといいます。

土を隙間に押し込むようなイメージで、再度隙間の土を手ぐわ(棒)やスコップで押し固めていきます。
隙間の気泡を抜いてガッチリと安定させます。
🔹 12.上に土をかぶせる

再度上から土をこんもりとなるよう被せます。
それから土を手で叩いて均してあげましょう。


防草シートを戻します。この時、枝と干渉する部分はハサミでカットします。
その後、グランドカバーも元通りにしましょう。
🔹 13.植え付け完了!

これにて植え付けは完了です!
綺麗に植え付けられましたか?
植え付けが初めての方でもこちらを見てもらえれば、専門的な知識や道具がなくても簡単に植え付けられたと思います。
もちろん近所の造園屋さんに植え付けを頼むのも良いですが、自分で一からやってみると植木に対してより愛着が沸きます!
是非、まずは小さい苗木からでも植え付けを始めてみましょう!
④ よくある失敗と対策
❌ 植え付けが浅すぎる・深すぎる
- 症状:倒れやすい・根腐れを起こす
- 対策:根鉢の上部が地面とほとんど同じ高さになるように調整
❌ 水はけが悪い
- 症状:根腐れやカビの発生
- 対策:ジャリを入れる
❌ 風で倒れる
- 症状:植えたばかりの木が傾く
- 対策:
- 支柱を立てる
- 土をしっかり固める